フォークロア

2006年1月26日
君を失うのはとてもつらい。 しかし僕は君を愛しているし、大事なのはその気持ちのありようなんだ。 それを不自然なものに変形させてまでして、君を手に入れたいとは思わない。 それくらいならこの心を抱いたまま君を失う方がまだ耐えることができる

偶然にも同じ本が好きで、
しかもその本の中の同じ箇所が好きな先生がいる。
それだけの理由で仲良くなった。

こないだ用事があって先生の部屋を訪ねたら、いろんな話をしてくれた。
どうも三月いっぱいで大学を去るとか。

文学に精通されている方で、
言葉を選んで喋ろう喋ろうと思ってしまうので疲れる。
でも仮に短い一文でも、その文に時間をかける必要がある気がする。
すごく長文でも一瞬で言葉にできてしまうときもあるし、
それは文が自然にそれ相応の形をとった気がする。

たまには文字にずっぽり埋もれたいなーという気分にさせてくれる、
かっこよい、渋いおじさんだった。

もちろん最初の一文がその先生と僕が好きな文なんですが
たまに困惑させられる(良い意味で刺激をくれる)文。
よくある表現を用いると
「鈍器で頭を殴られた」ぐらいな感じだった。

乙。

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